【同志を偲んで】

ものづくりには多くのグループ企業との連携が必要です。しかもそれが日本を代表するトップメーカーだとすると、先端技術の追求、研究・開発に注ぐエネルギーは並大抵ではないはずです。
今回ご依頼いただいたお客様は、さまざまな企業と連携を図りながら最高のものづくりを目指し日々邁進していた方です。夢は大きければ大きいほど、仲間が必要。企業連携躍進への契機となったのが、ご本人より少し若い一人の男性との出会いでした。その男性と意気投合してからというもの活動が一気に活気づき、海外での展示会への出張や技術サイドからのモータースポーツ観戦など刺激的で充実した日々を送られたそうです。がむしゃらに突き進み、現役をまっとうし数年が過ぎ、当時の仲間と時より連絡をとるようにしていたそうですが、つい先日あの運命を変えてれた男性が病気で亡くなっていたことを知ったそうです。
ショックの中、仲間たちと追悼の想いを込めて小冊子をつくりたいと、「おくってフォトブック」にお問い合わせをいただきました。対応させていただくこととなり、写真7枚と回想文や仲間たちの寄稿文をデータで送っていただき、ソフトタイプ12ページの追悼冊子を急いで制作しました。
そしてお客様からこんなメールをいただきました。

「この度は、ご無理なお願いをしまして、また、特別なお計らいで、非常に素晴らしい思い出の小冊子が出来ました。本日、手元に届きました。本当にありがとうございました。
明日、ご自宅へお持ちし、御仏前にお供えしていただくように奥様にお渡してきます。
きっと残されたご家族にとって、御主人、お父様の外での人望や活躍をご理解いただけるようなひとつの思い出として残るに違いないと思います。」

今回、苦労を共にしたお仲間への追悼冊子の制作に携わることができて充実感を味わっていたところ、このようなメールまでいただきとても光栄でした。
お客様が企画・監督・プロデュースされた今回の追悼冊子。
「おくってフォトブック」ではこのように、写真を扱うフォトブックだけでなく、思い出にまつわるものであればどんな事でも柔軟に対応させていただきます。「これは無理だよな~」と諦める前に、ご遠慮なく気軽にお問い合わせください。ご一緒に解決しましょう。

 


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