お菓子の開発秘話

こんにちは。おさりです。

突然ですが、みなさんは何のお菓子が好きでしょうか。
私はダントツで「じゃがりこ」が大好きです。

カリッとした硬い食感。噛んだ時にほろっと崩れる芋の破片の風味。ほどよい塩加減。
スーパーで安売りされている時は
「おお神よ、深夜にこれを食べることをお許しください」
と心の中で唱えながら3つ以上は買うぐらい大好きです。

さて、そんなじゃがりこですが
開発された時は反発があったそうです。

じゃがりこを開発されたのは当時社長だった松尾雅彦さん。
開発された当時は「じゃがスティック」という名前だったそうです。
松尾さんの父、孝さんはじゃがスティックに一言。

「こんなの売れるわけない」「売れたら俺の首をやる」

かなり喧嘩腰ですね(笑)
本当だったとしたら鬼気迫る勢いで私なら怖じ気づいてしまいそうです。

松尾孝さんはというと、ポテトチップスやかっぱえびせんを
生み出した、まさにカルビーの父親。
そんな反発をくらった「じゃがスティック」は、テスト販売から紆余曲折を経て
「じゃがりこ」という名前になりました。
パッケージなども見直し、今の筒のような形状になります。
そうすると大ヒットを遂げたそうです!

そんな大ヒットを見た松尾孝さんはどう言ったでしょうか?

「俺がもっと良いスナックを作る」

と言って生み出したのがこちら。
北海道限定の「じゃがポックル」です。

お互いのプライドをかけたような開発ですね。
「じゃがポックル」は、北海道限定なのが悔しいですね。
検索していると、よく「じゃがビー」と比較されているので、
似たような食感なのでしょうか。
是非食べてみたいですね。

詳しい内容はブログの下部にリンクを貼るので是非見てください。

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さて、もう一つお菓子と裏話をご紹介します。
私はチョコレートも好きで、板チョコでは
「明治theチョコレート」が一番美味しいです。おすすめです。

パッケージも可愛らしく、初めて見たときはつい手にとってしまいました。
中身のチョコの包装紙、形状も面白く、デザインされたチョコだと感じました。

こちらも今では人気商品の一つですが、開発時には反発が。
社内では「このパッケージでは中身がわからない。売れるはずがない」という
厳しい意見が出ました。
しかし、事前の消費者調査で手応えを感じていた開発者は一言

「あなたの年代がターゲットではない」

雷に打たれたような衝撃をうける言葉です。
そうして販売にこぎつけた明治theチョコレートは、
販売計画の2倍を売り上げたといいます。
この開発秘話はSNSに拡散され、話題となりました。

ここだけ切り取ると、某番組のようにスカッとするお話で終わるでしょう。
しかし、これにはさらに裏側がありました。
あの衝撃の発言は、上層部との会議で菓子マーケティング部の
佐藤政宏さんが言った言葉ですが、それはこのような流れで言われていました。

『じつは、自分もこのパッケージを見たときは同じように売れるのか不安になった。
でも調査を重ねていくうちにお客様の反応が格段に良いことがわかり、
不安を感じた自分はターゲットではなかったんだと理解した。
今わからないのは当然だと思いますが、僕もあなたもターゲットじゃなかったんですよ

全文を見て「なるほど…」となる一方、車に撥ねられたぐらいの衝撃がまだありますね。

そんな開発の狙い通りか、若い子たちはそのチョコを食べるだけでなく
パッケージにイラストを描いてアレンジしたり
カカオのイラストを切り抜いてしおりを作ったり
様々なアレンジにより、人気が広がっています。

こういった裏話を知っていると、余計にそのお菓子に愛着が湧きますね。
こちらもブログ下部にリンクを貼るので、是非ご覧ください。

おさりでした。

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参考・引用
これまで語られなかった「じゃがりこ」の裏話
https://ameblo.jp/karurosu2013/entry-11616968578.html

じゃがポックル – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8C%E3%83%9D%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AB#cite_note-2

「あなたの年代がターゲットではない」上司へ放った“あのひと言”の真相|明治のチョコレート革命
https://next.rikunabi.com/journal/20180221_c/


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