2017年下旬、勝手に映画ランキング          その1

すでに2018年がスタートしていますが、そんなことお構いなしに

昨年の9月~12月末までの4ヶ月間に観た映画の中から、

“いい映画ベストスリー”を独断と偏見で発表。

ただし私の場合、スクリーンよりもDVDでの映画観賞が多いので、

ほぼ旬を過ぎた作品ばかりですが、あしからず。

ここで普通なら第3位といくところなのですが、

今回はオモシロイ作品が多かったので、

第3位にはならなかったもののオシイ秀逸な作品2つをご紹介。

まず1つ目は、「人間の値打ち」。

2013年のイタリア映画で、2016年に日本で上映されたそうです。

キャッチコピーにある通り、

「一件のひき逃げ事故をきっかけに、

人びとの思惑が交錯するラグジュアリー・サスペンス」。

どこがラグジュアリーなのかは理解できませんでしが、

ひき逃げ事故をめぐって経済格差のある3つの家族の事情と

事件の真相が浮彫になる、たくみなストーリー展開は見事でした。

イタリアのアカデミー賞と呼ばれる映画賞で、随分賞を獲得したらしく、

その実力が納得できる作品でした。

イタリア語の原題がどんなものか知りませんが、

「人間の値打ち」っていう邦題も意味深でいいですね。

ネーミングの勝利とも言えるでしょう。

2つ目は、「幸せなひとりぼっち」です。

こちらは珍しいスウェーデンの映画です。

永年連れ添った妻を亡くし、

この世に未練のないおじいさんが首吊り自殺を図ろうとするシーンからはじまります。

冒頭からこんな感じだとすごく重たい映画に思えてしまうかも知れませんが、ご心配なく。

ジャケットのデザインから彷彿させるように、

随所にユーモアが散りばめられた、心温まる映画に仕上がっています。

クソまじめな偏屈じいさんは、近所でも煙たい存在。

永年務めた職場を突然リストラされ仕事は無し、

ひょんなことから仲たがいしてもう何十年も友人無し、

子どもも無し、妻にも先立たれて妻も無し、

孤独のパーフェクト状態。

そんな彼がどうしてこんな風になったのか……、

父とのエピソードと妻となる女性とのエピソードが、

効果的にストーリーに挿入されます。

エピソードを通じて、偏屈おじいさんの印象がみるみる変化し、

愛おしくなってくるからあら不思議。

これがスウェーデンの映画だからこそ、

老人の孤独や人種差別が世界共通の問題であることを

改めて教えてくれた気がします。

ちなみにこの映画。

スウェーデンでは、前作のスターウォーズを抑えて5週連続1位を記録。

国民の5人に1人が観たそうで、

史上3位の記録的な大ヒットになったそうです。

要領よく生きられない不器用な方、必見です。

 

 


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