2013年中旬、勝手に映画ランキング     その4

勝手に映画ランキング第2位は、「最強のふたり」です。

前評判が高く、2012年の公開時から是非観たいと思いつつチャンスを逃してしまい、

今年の5月にやっとDVDを借りて観ました。(遅~)

期待通り、いや期待を遥かに上回るいい映画でしたね~。

感動にも色んなジャンルがありますが、

観終わって気持ち良くなれる作品てなかなかありません。

「最強のふたり」は、そんな特別なエネルギーを放出する映画です。

実話がベースになっているそうで、

パラグライダーの事故で首からつま先までが麻痺してしまい、

車椅子での生活になってしまったお金持ちのオジサンを、

スラム出身の黒人青年が介護する話なのですが、

徐々に深まっていく二人の心の交流が実に繊細に、

そしてユーモアたっぷりに描かれています。

また、見せ場で流れるピアノの旋律が素晴らしく、効果抜群でした。

事故の前からなのか、介助が必要になったからなのかは分かりませんが、

インテリで気難しいオジサン役をフランソワ・クリュゼが好演してました。

彼は「君のいないサマーデイズ」にも出ていて、いい味出してましたね~。

介護をする青年役は私はまったく知らない人でしたが、

本業はコメディアンだそうで、彼も素晴らしい演技を見せてくれています。

介護っぽい介護に辟易し、絶望しか漂わない毎日。

そんな日々に一人の青年が刺激を与えてくれた……。

計算されていない無意識な刺激がきっかけとなり、信頼を深め

やがて「最強のふたり」に……。

観る前には少し違和感を感じた題名でしたが、観終わると納得でした。

Intouchables02  Intouchables01 Intouchables03

summerdays

 

さぁ次回はいよいよ第1位の紹介です。

 


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